ヒアリハット報告会

3月2日に八田内科医院の医療安全講習会としてヒヤリ・ハット報告会を開催しました。Wikipediaによると、「ヒヤリ・ハットとは、重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の発見をいう。」です。大きなトラブルは小さなトラブルの氷山の一角であることから、気づいた小さなトラブルを報告して医療事故を防ぐための取り組みです。私が院長になってからヒヤリ・ハットを積極的に書いて、朝礼で報告すること、年に2回程度、まとめて議論する場を作っています。当初、職員の中には始末書のような感覚の方がおられ、すみませんでした、と言って頭を下げて提出する方がおられました。しかしそういうものではなく、新たな対策を立てるためのものであると言う考え方が浸透してきて最近では率先して提出する人が増えています。我々は少し安定するとこれまでのやり方を踏襲し、従来のやり方が当たり前のような固定観念に陥ります。しかし不具合が行ったときに、従来のやり方をもう一度見直して、更に進化した対策を皆で考える事が、組織として重要だと思っています。八田内科医院が進化し、地域の皆さんに愛される医院であり続けるために職員は日々頑張っています。(院長)