世界腎臓デー記念イベント 3/11 ゼスト御池
毎年3月の第二木曜日は、世界腎臓デーです。院長が事務局をしているボランティア団体が主催して記念イベントを開催します。楽しい落語、管理栄養士さんによるお食事の組み合わせ、選び方など、各種相談コーナーなど、盛り沢山の内容となっています。お時間のある方はぜひお立ち寄り頂ければ嬉しいです。

午前 8:30~11:30
午後 17:15~19:30
※土曜日は8:30~11:00まで
休診日:木・日・祝祭日
ただし火・土は午前診察のみ
診療科目:
内科・腎臓高血圧内科
循環器内科・消化器内科
小児科・放射線科
毎年3月の第二木曜日は、世界腎臓デーです。院長が事務局をしているボランティア団体が主催して記念イベントを開催します。楽しい落語、管理栄養士さんによるお食事の組み合わせ、選び方など、各種相談コーナーなど、盛り沢山の内容となっています。お時間のある方はぜひお立ち寄り頂ければ嬉しいです。
院長が監修したサイトが正式に公開されましたので、ご紹介します。高血圧と診断されて治療中の方、または、高血圧を予防したい方、参考になさってください。
■高血圧を予防する方法は?
【医師監修】高血圧の予防策を徹底解説!|血圧を予防する方法とは?|高血圧情報サイト Powered by CureApp
■運動療法の効果とは?
【医師監修】高血圧における運動療法の効果とは?|運動療法の効果とは?|高血圧情報サイト Powered by CureApp
■食べ物で注意すべきこととは?
【医師監修】高血圧と診断された場合に食べるのを控えた方が良いもの|食べ物で注意すべきこととは?|高血圧情報サイト Powered by CureApp
■塩分と血圧の関係について解説
【医師監修】高血圧のときに気をつけたい塩分|塩分と血圧の関係について解説|高血圧情報サイト Powered by CureApp
新年、あけましておめでとうございます。
新型コロナ患者さんを多数診察し、コロナ後遺症で苦しむ患者さんの話を伺っていると、現在の経済活動や海外旅行などが元に戻りつつある状況には、複雑な思いがあります。しかし、こうやってコロナに皆で免疫を作っていくしか、打開策はないのでしょう。今年前半は、引き続き、5回目の新型コロナワクチン接種と猛威を振るうインフルエンザ+COVID19診療に明け暮れる日々になるでしょうか。
さて、2022年の「今年の漢字」は「戦」でした。ロシアのウクライナ侵攻により、「戦」争の恐ろしさを目の当たりにした一年であり、円安・物価高による生活面での「戦」い、スポーツでの熱「戦」・挑「戦」も注目されたことが、総じて応募者の選定理由だそうです。八田内科医院としても、ワクチンや発熱外来など、文字通り『戦』でした。様々な対応が迫られる中、職員一丸となって乗り切った感があります。理事長として甘い裁定かもしれませんが、八田内科医院に戦の勝利をあげたいと思います。不十分であった、改善すべき点については、日々のヒアリハット報告などを通じて自浄作用もしっかりできたのではないかと思います。
年末には、受付のIT化を実施しました。一つは、WEB問診システムの導入です。特に発熱外来や初診の患者さんには、受診の効率化に繋がるものと期待しています。また音声ガイダンスも導入しました。受付業務ができないぐらい、ひっきりなしに鳴る電話に対応したものです。本当に受付が対応しないといけない電話を振り分けます。導入に際して、スタッフからも様々な意見がありましたが、チャンレンジしてみました。
八田内科医院も今年は、院長が継承してから10年目の節目の年を迎えます。まだ終わっていないコロナ禍、今年はどのような展開になるのか予想がつきませんが、5回目のワクチンを皆様に提供しつつ、今、医院にできる最善の事を常に考え行動していこうと思っています。八田内科医院スタッフ一同、今年も「すべては患者さんのために」を合言葉に躍進していきます。
今年がどうぞ皆様にとって健康で素晴らしい年になることを祈念しております。
2023年 元旦 医療法人八田内科医院 理事長/院長 八田 告
神戸・北野の異人館街の外れに、しゃれた写真館がありました。数年前に閉鎖され、今は建物だけが化粧直しして、おとぎの国のような煙突がひときわ高く、通りに面して立っています。建物の裏側にドイツ風の木組みのベランダがあり、凝った家で、住人が偲ばれます。
わたしは神戸が好きでときどきスケッチブック片手に出かけます。北野の異人館街の観光客がいっぱいのところは避けて、小路をぶらぶらします。坂道に這いつくばるように立っているかわいい喫茶店に出くわし、おもわず筆が走ったこともありました。
神戸は日本のジャズ発祥の地で、北野には方々にジャズを演奏している店があります。有名なのが、ジャズライブ・レストラン「ソネ」です。解放された部屋がいくつもあり、三々五々好きなところでジャズに耳を傾けています。毎日生演奏していて、昼間でもやっています。ほかにも、ホテルで初老の紳士がトリオを組んでレストランで演奏しているのを聴いたことがあります。本当に神戸の人はジャズを楽しんでいます。
三宮に出ると、阪急西口に「茜屋珈琲店」があります。メニューが全部ひらがなの手書きで読みにくい字で書いてあります。知る人ぞ知る珈琲店です。ブレンドした粗挽きの豆を多めに、濾紙でさっと通すだけの贅沢なコーヒーです。文人や新聞記者も通い、初代店長の追悼文集がなじみのお客さんたちによって発刊されました。軽井沢にも、東京銀座一丁目にも支店があります。今年の6月に軽井沢に行ったとき、初めてなのになにか懐かしい気がしました。店主の話では、いまは家族がみな軽井沢に移住し、本店は軽井沢とのことでした。コーヒーは神戸と同じ入れ方で、カップはウエッジウッドです。カレーライスも食べました。器はロイヤルコペンハーゲン、スプーンも銀製です。
神戸に戻って、元町当たりの大丸周辺、外国人の旧居住区も古い建物がいっぱいです。国の重要文化財に指定されているアメリカ合衆国の旧領事館が、神戸市立博物館の西向にあります。二階にアメリカ風のベランダがあり、そこからメリケン紳士がパイプをくわえて、外国船を眺めている姿が目に浮かび、スケッチしてみたくなる建物です。
少し離れて、六甲アイランドに神戸市立小磯良平記念美術館があります。神戸・御影のアトリエを移築し、小磯良平が絵を描いた様子を再現しています。アトリエの南側は壁だけで窓はなく、北側の高いところに採光のための大きな窓が設えてあります。北からの柔らかな光が部屋にまんべんなく届いています。
偶然にも、小磯の代表作品の一つである「薬用植物画譜」の特別展が開催されていました。「武田薬報」に1956から1968年の12年間の表紙の絵です。当時、わたしの父が園長をしていた武田薬品・京都試験農園から、栽培している薬草の中から見ごろの花を選んで12年間、毎月傷まないように気を付けて京都から神戸御影まで運んでいたことを聞いていましたので、懐かしかったです。武田薬用植物園の迎賓館には今も画譜が陳列してあります。
海外はもう無理、でも日本にはまだまだ行きたいところがいっぱいあります。いつまで行けるか、それが問題、まあゆっくり楽しませてもらいます。 八田一郎