年頭所感 2019年
新年、明けましておめでとうございます。2018年は、今年の漢字「災」に表されるように猛暑、台風、西日本豪雨などに見舞われ大変な年でした。未だに屋根がブルーシートなんです、という患者さんもおられるぐらい、身近なところでも大きな被害がありました。今年は平穏無事に過ごしたいものです。
今年6月で八田内科医院は50周年を迎えます。1969年に一郎先生が開業し、皆様のお陰で50年を迎えることが出来ました。感謝を込めて50周年記念講演会や記念品謹呈などを企画しています。50年近く通院しておられる方もおられます。中には80歳ぐらいの方が、わしが子どもの頃から通っとる?と。それはないでしょう(笑)。そのぐらい長く通って頂いているということなんでしょう。有り難いことです。大きな病院や八田医院のように小さな診療所、それぞれに大きな役割があると思います。八田内科医院を地域の皆さんが頼って頂き、育てて頂いたから今の医院があると私は感じています。私は医院を継承して今年でまだ6年目、一郎先生が44年間頑張ってこられました。親子揃って50年を迎えることができ、最高のスタッフと日々一緒に仕事が出来ることに感謝しています。
話は変わりますが、最近、高齢化の波を強く感じます。これまで元気に通院できていた方が、だんだん歩けなくなり要介護状態になる。また認知機能が低下して生活がスムーズにいかなくなり、家族の誰かが仕事を辞める、休職して介護に入るなど、、挙げればきりがないぐらいです。人は老います。でも自らの尊厳をもって元気に老いたいものです。そのために何をすべきか、何をして差し上げることが出来るか?本当に悩む毎日です。今年はそのことにもっと前向きに取り組もうと思っています。50年を迎え、八田内科医院はこれからも進化して地域に愛される、必要とされる医院を目指して精進して参ります。元日早々、長文失礼しました。最後になりますが、今年が皆さんにとって健康で素晴らしい一年になることを心から祈念しております。(院長)