京都府立医科大学の臨床教授の称号を拝命しました。
10/1付けで京都府立医科大学、循環器腎臓内科の的場聖明教授の推薦で、京都府立医科大学臨床教授の称号を拝命しました。約10年間の京都府立医科大学薬理学教室での学生講義(2020年度で終了)、京都腎臓医会での活動や関連病院である近江八幡市立総合医療センターでの後進指導を評価頂いた結果と考えています。浅学菲才な私には分不相応な称号ですが、これを励みに京都府立医科大学の臨床、教育を通じて少しでも医療貢献できれば幸いです。
午前 8:30~11:30
午後 17:15~19:30
※土曜日は8:30~11:00まで
休診日:木・日・祝祭日
ただし火・土は午前診察のみ
診療科目:
内科・腎臓高血圧内科
循環器内科・消化器内科
小児科・放射線科
10/1付けで京都府立医科大学、循環器腎臓内科の的場聖明教授の推薦で、京都府立医科大学臨床教授の称号を拝命しました。約10年間の京都府立医科大学薬理学教室での学生講義(2020年度で終了)、京都腎臓医会での活動や関連病院である近江八幡市立総合医療センターでの後進指導を評価頂いた結果と考えています。浅学菲才な私には分不相応な称号ですが、これを励みに京都府立医科大学の臨床、教育を通じて少しでも医療貢献できれば幸いです。
IgA腎症の方が新型コロナワクチンを打つと、肉眼的血尿(見た目で赤い尿)が出ることがあります。私のIgA腎症患者さんには伝えていましたが、最近、このキーワードでの検索が目立つので、日本腎臓学会から出された最新情報を記しておきます。
簡単にまとめると、若年女性に多い傾向、2回目接種後の出現が約7割で、1週間以内の持続が約8割だった。肉眼的血尿の24名中14名に37.5℃の発熱の副反応が確認されていた。既にIgA腎症と診断のついていた方は7割で、3割は未診断の方であった。つまり、まだIgA腎症と診断されていない方でもワクチンを打って、血尿が出ればIgA腎症が潜在している可能性があるということです。大部分は一過性で改善しており、深刻な腎機能障害に至っていないと報告されています。詳細な結果は以下をご参考になってください。
このようなリスクはありますが、高い有効性と新型コロナ情勢を考えるとぜひ打って頂きたいと思います。
先日、週刊文春に掲載される記事に関して院長が取材を受けました。「週刊文春」8月12・19日夏休み合併号(8月5日木曜発売)「認知症予防には『腎臓を守れ』」(仮題)とした、認知症と慢性腎臓病(CKD)の関係をテーマにした記事のようです。ご興味のある方はぜひご覧ください。
こんにちは、色々と多忙な日々で日記を書くのをすっかりと忘れていました。昨日、新型コロナワクチンをお昼過ぎに二回目接種を受けて、今朝から38.3度の発熱、倦怠感、全身筋肉痛が出ました。やっと夕方になり解放されたところです。患者さんには正常免疫なので心配いりませんと言いながら、結構しんどいものだなあ、頻繁に体温を測って家内に笑われていました。先程、やっと36.3度の平熱になり、自分の体に戻った感じです。
世の中、新型コロナワクチンの話題でもちきり、私も診療中の半分くらい、患者さんとワクチンの話をしています。皆さんにスムーズにワクチンを届けられるように、ふゆこ先生も不眠不休で考えてくれ、スタッフも通常の業務の後に疲れた体に鞭を打って頑張ってくれています。5月中旬から当院でも高齢者接種が始まりスムーズに進んでいます。皆さんが予約をきちんと守って頂くことでキャンセルもなく、今のところ順調です。
当院でのワクチン接種は定期通院患者さんの接種を優先するため世間には非公表です。65歳以上の定期通院患者さんが大変多いため、年齢だけでなく、持病の重症度を勘案して順番に予約を取っています。一日でも早くワクチンを予約したい、大半の方は分別をもって、はやる気持ちを抑えて話を聴いて頂けます。ところが、思いが強すぎて予約が遅くなることに怒りをぶつけて帰られる方もおられます。仕方がないと思いつつも、疲れが倍増する瞬間です。こういう時、人間の品が出ると私は思います。これまで待ったのだから、先生に任せるよ、そういって頂けると本当に助かります。待って頂ければ必ず打ちます。何かあった時に来られる方で、定期通院されていない方には大変気の毒ですが、集団接種に回って頂くことをお勧めしています。7月末までには高齢者接種が終わらせるという国からの一方的な通達を冷静に受け止め、自分自身の品を保ちながら過ごす日々です。(院長)
3/11は、東北震災から10年目になる日でもありますが、毎年3月の第二木曜日、そう世界腎臓デーです。
「あなたの腎臓、大丈夫?」を合言葉に全世界に繰り広げられているキャンペーンの日です。
コロナ禍ながら京都府や京都市、宇治市、京大病院腎臓内科で日本腎臓病協会から送付されたロールアップバナーや啓発パネルを利用してささやかなCKD啓発をされていますのでお知らせします。このような写真を見ると本当に勇気が湧きます!
皆様からできるだけ多くの方に、今日は「世界腎臓デーです!あなたの腎臓を大事にしてくださいね!」とお声掛けください。私もできるだけ多くの方に伝え、帰ったら自分の家族や友人にも伝えてもらうようにお願いしようと思います!