外来急変への初期対応コース 研修終了!看護師二名

京都府医師会主催、京都府医療トレーニングセンターにて「外来急変への初期対応コース~T&Aプライマリ・ケア版~」に看護師の大江、小野寺が受講し、無事に受講終了証を頂いたのでご報告します。当日は、医師と同じスケジュールや研修内容であり、大変充実した難しい内容であったかと思います。当院へは救急外来などと異なり、比較的安定した患者さんが多く来院されますが、時に大変重病な方が歩いていらっしゃることがあります。以前にも歩いてお越しになった急性心筋梗塞や脳梗塞の方がおられました。また来院され検査中に急に心停止するなど急変する方もおられます。そんな時に、落ち着いて医院としてできる最大限の治療を行うために我々は常に知識と技術を研鑽する必要があります。今回は、看護師2名にその技術と知識を更に磨いてもらうために朝から晩までの一日かけた実技を含むトレーニングコースに参加して頂きました。 お二人の感想は以下の通りです。 診療所における救急対応の勉強会に行ってきました。自分の五感を活かし、いち早く患者さんの病状を見解し救急病院に搬送する。また救急のDrに所見を説明し情報を共有することの大切さを学びました。普段から職員全体の学びと自分の役割と指示をする者、チームプレーが出来るように努めることが医療従事者の務めであると実感しました。大江治恵 救急対応の研修に行って参りました。診療所での救急患者さんが後方病院に搬送されるまでの20分間をスムーズにマネジメントする訓練でした。研修スタッフのリアルな演技でのロールプレイ。事前の打ち合わせはなく、講義中でもけいれんなど突然急変が起こったり・・いつ何が起こるか分からない緊張の一日でした。このような緊急時、私達には正確な判断と迅速さが求められます。冷静に行動できるよう日頃からの訓練そして心の準備が大切なことを改めて思いました。長丁場の研修でしたが参加させて頂いたことに感謝です。小野寺晶子