新型コロナウイルス感染症に対する考え方
私(院長)は、以前の病院でInfection control doctor (ICD)として院内感染対策副委員長を務めていたことがあります。今回もその経験を活かして院内感染対策に取り組んでいます。どうすれば皆さんが安全にこの危機を乗り越えられるか?を毎日考えています。日頃、私が時間を費やしている学会や研究会活動は、ほぼ中止なので、むしろ診療時間以外は少し時間のゆとりもあり、この感染症に向き合うには良い状況です。先のスタッフ日記にも書いたように、院内は安全な環境を整えているので通常の診察の方は、安心して診察にお越しください。連日のTV報道で過度に心配して、家から一歩も出ず、誰とも接触がなく、熱も風邪症状もないのに、私はコロナにかかったのではないか?と『コロナノイローゼ』にかかっている高齢者もおられます。通常の診察に来られた方とCovid-19についてお話をする機会も増えています。いつもお話ししているのは、持病のある高齢者は、人が集まるような密な環境や場面は危険です。かといって家にとじこもる必要はありません。外に出て散歩して春の美味しい空気を吸って、桜や綺麗なお花を沢山見てください。畑や庭のお手入れもいつも通り続けてください。適度な運動をして、タンパク質をしっかりと取って免疫を高めてください、とお話ししています。皆さん『甲子園中止の本当の理由』を知っていますか?IPS細胞を作った京都大学の山中先生は感染症や疫学の専門家ではありませんが、科学者として情報発信できないか?と以下のサイトを立ち上げられました。新型コロナウイルス感染症に対して正しい知識を知りたい方は、以下のサイトをフォローされることをお勧めします。私も日々、閲覧して勉強させて頂いています。
山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信 https://www.covid19-yamanaka.com/index.html
甲子園中止の本当の理由(上記サイトより引用)
院長撮影(3/25 京都市植物園)
山中先生が、NHKNC9の桑子アナのインタビューで、情報発信のページを立ち上げたお話をなさっています。八田先生に教えて頂き、このページを1日早く知る事ができてました(^。^)
山中先生の言葉-高齢者の安全を守る、社会の安全を守る-、力を合わせたいです。