腎交感神経除神経術(腎デナベーション)臨床試験参加者 募集中

薬で目標血圧まで下がらない方に期待されている腎デナベーションという治療、皆さんはご存知ですか?医師の中でもまだ浸透していない治療ですから、ご存じない方が多いのではないかと思います。この治療は、薬で下がらない高血圧の方に対して、腎動脈の周囲の交感神経機能を部分的に遮断することで交感神経の過剰な活動を抑えて血圧を下げる方法です。海外の臨床試験ではうまく行かなかったのですが、大塚デバイスという会社が新しい超音波を用いた方法で臨床試験を始めました。

院長が高血圧専門医ということで、八田内科医院もこの臨床試験に参加しています。具体的には、ARBとCCBという薬の合剤(例えば、ザクラス)で血圧が140以下に下がっていない方が対象です。協力してやろう!という方がおられたら、スタッフにお声掛けください。

6/29の日本腎臓学会中に大塚デバイスのスタジオで勉強会の司会を務めてきました。九州大学の篠原先生がとても分かりやすく、この治療方法の手技や効果について、解説され、大変盛り上がりました。