今年の桜

今年の桜は、一週間程度開花が早く、入学式にはもう散っているところが多いでしょうね。お天気続きでどこに行っても、どの桜も満開が長く続き、桜にとっても満足な年だったのではないでしょうか?「花見に行かれましたか?」と診察室で声をかけることが多かった年のように思います。先週の土曜日に少し研究会をさぼって、文裕子先生と一緒にひいらぎ公園の桜を見に行きました。 ソメイヨシノが満開でしたが、少し桜吹雪も見られ、ぎりぎりのタイミングでした。皆さんは、どこのどの桜がお好きですか?きっとお気に入りの桜や名所があるでしょうね。診察の時にぜひ教えて欲しいな、と思っていたら、本日も桜の名所を教えて下さった患者さんがいらっしゃいました(笑)。 実は私が毎年、楽しみにしている桜があります。大原にある大きなぼたん桜です。途中越え道で、大原ゴルフコース入り口から少し滋賀県の方に行った左手の民家にある大きな桜です。昨日の時点では全く咲いていませんでした。毎年この桜をみて、写真を撮るのが楽しみです。水曜日、木曜日に近江八幡へ仕事へ行くときにタイミングよく、咲いているとよいですが。またのどかな田舎にあるのがよいのでしょうね。また良い写真が撮れたら日記に掲載します。 いつも桜を見て思うことがあります。桜は花びらが綺麗で、花びらにばかり注目が集まりますね。しかし、私は桜の花が散った後にも若葉をしっかりと咲かせているところも大好きです。人の人生や組織においても去り際は花のように美しく、そしてその人が後に残した若葉もまた大事だといつも思います。新年度が始まり、どこも歓送迎会の季節。私も立場上、そういった席で挨拶をすることが多くなり、時に桜の花の話をして去る人を称え、新しい人を励ますことがあります。組織を作るということは、その繰り返しではないでしょうか?そういったことをぼんやりと考えながら桜を見ています。皆さんの桜への思い、また教えてくださいね (院長)