お知らせ
子宮頸がんワクチンについて
2024.06.12
日本は先進国なのに、子宮頸がんを発症、死亡される方が全然減っていない国です。16歳までにワクチンを打てば、90%近く予防できる病気なのに、とても残念なことです。ワクチンを積極的に受けない背景に、子宮頸がんワクチンを打って、歩けなくなった動画などを見られて安全性を心配されている親御さんも多いことでしょう。しかし、名古屋市で行われた大規模な調査では、ワクチンによる重大な合併症は見られず、安全性が確認されています。当院でも子宮頸がんワクチンを打って問題となる合併症が出た方はおられません。通常の対象年齢は、小学校6年から高校1年相当です。ただし、その時期を逃した方(平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日))については、今年度のみ接種対象になっています。しかし今年9月までに打たないと公費(無料)にならないので、対象の方は、スタッフまでお問い合わせください。詳しくは、厚生労働省のサイトをご覧下さい。子供に予防できる癌にならせないよう、保護者の皆様のご理解とご協力をお願いします。
HPVワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)