疾患について

京都市左京区の生活習慣病、(慢性)腎臓病、心臓病、脳卒中の予防、早期発見、早期治療は八田内科医院にお任せください。

TEL:075-701-4805
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午前 8:30~11:30
午後 17:15~19:30

※土曜日は8:30~11:00まで

休診日:木・日・祝祭日
ただし火・土は午前診察のみ

診療科目:
内科・腎臓高血圧内科
循環器内科・消化器内科
小児科・放射線科

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医療法人 八田内科医院

〒606-8084
京都府京都市左京区
修学院薬師堂町4

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医療法人八田内科医院は、京都腎臓医会、京都腎臓・高血圧談話会の事務局となっています。

京都腎臓医会
京都腎臓・高血圧談話会

疾患について

当院で取り組んでいる、主な疾患についてご紹介いたします。


禁煙外来について

禁煙外来

たばこは、病院でやめよう!の時代になりました。

たばこをやめようと強く決意したにもかかわらず、やめられないのはなぜでしょう?

多くは意思の弱さのせいではなく、タバコの煙に含まれるニコチンのせいと言われています。ニコチン依存症は意志の力だけで治すことは難しく、治療が必要となります。
これまでも使われてきたニコチンを含む薬のほか、新しくニコチンを含まない飲み薬も登場して強力な味方が増えました。

当院では第一選択薬として、禁煙治療薬であるチャンピックス錠を処方しております。
チャンピックス錠は飲み薬であり、12週間の治療期間が必要となります。また細かなサポートのため、通院は基本的に二週間毎の通院としています。
(禁煙外来としての費用は、5回分です)

(参考資料)日本循環器学会、日本肺癌学会、日本癌学会、日本呼吸器学会:禁煙治療のための標準手順書 第5版:2012

ニコチン依存症について
禁煙外来

禁煙方法には、「お医者さんと禁煙」する方法と「一人で禁煙する方法があります。

お医者さんと禁煙(禁煙治療)

  • 一定の要件を満たせば保険診療で受けられる
  • お医者さんのアドバイスが受けられるほか、禁煙の治療薬を処方してもらえる

お医者さんと禁煙する方法につきましては、すぐ禁煙.jpをご参照下さい。

禁煙外来
八田内科医院の禁煙外来の現況

(平成25年10月、小野寺、森、大江らが調査を実施)

八田内科医院の禁煙外来の現況

当院の禁煙外来の禁煙達成率は72%(平成25年10月現在)です。
禁煙のお悩みの方は当院までお気軽にご相談下さい。
※禁煙外来は予約制となります。


慢性閉塞性肺疾患(通称:たばこ病)とは?

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慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、代表的な慢性呼吸器疾患の一つであり通称:たばこ病と言われています。
様々な有毒なガスや微粒子の吸入、特に喫煙(受動喫煙を含む)がきっかけになり、肺胞の破壊や気道炎症が起き、緩徐進行性および不可逆的に息切れが生じる病気です。
咳や痰が続くなどの症状が出たり、歩行時に息切れなどの症状が出ます。

詳細な定義

「COPDとは、タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患です。
呼吸機能検査で正常にもどることのない気流閉塞を起こします。
気流閉塞は末梢気道病変と気腫性病変が様々な割合で複合的に作用することにより起こり、進行性です。臨床的には徐々に生じる体動時の呼吸困難や慢性の咳、痰を特徴とします。」

日本呼吸器学会「COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン 第3版 」2009より抜粋、一部修正


COPDとは

  • COPDは「慢性気管支炎」や「肺気腫」で気管支が狭くなり、空気の通りが悪くなっている病気です。
  • タバコなどの有害物質により、気管支や肺が炎症を起こすことによって、肺の機能が低下し、呼吸がしにくくなる病気です。

COPDの症状

COPDの主な症状は、せきやたんがしつこく続く、階段を上る時などに息切れがする、同年代の人と歩いていても疲れてしまう、などがあります。
病気が進行してくると、平地を歩いていたり座っていても息切れがする、会話や食事の時に息切れがする、息切れのために外出ができない、などの症状があらわれ、ついには呼吸困難のために寝たきりになってしまいます。

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治療方法

COPDは治療可能な疾患です。
COPDを治療することにより、病気の進行を遅らせ、息切れなどの自覚症状を軽くし、運動能力を高めます。
治療を行うことで、同年代の健康な人と同じような生活を送ることができます。
COPDの実際の治療は、さまざまな方法を組み合わせて行います。

特に禁煙は重要です。八田内科医院は、成功率の高い禁煙外来を提供しています。
最近の禁煙外来の状況をまとめました。こちらをご覧下さい。


狭心症、心筋梗塞とは?

狭心症、心筋梗塞

心臓そのものに栄養や酸素を送っている“冠状動脈”と呼ばれる血管の狭窄やつまりによって起こる病気です。
多くは、動脈硬化の進行により冠動脈内にプラークが形成され血流の低下を引き起こします。

何とか血液が流れているが酸素や栄養不足の状態が“狭心症”の状態です。

更にそのプラークが破けて急激に血管内で血の塊(血栓)が詰まった状態を“心筋梗塞”と言います。

急を要する疾患ですので、当院にご一報いただくか、当院が休診日の場合は、できるだけ早く救急病院を受診してください。

狭心症、心筋梗塞


高血圧症とは?

高血圧症

以下のような血圧の方が高血圧症です。
診察室で測定した血圧:140/90mmHg以上
家庭で測定した血圧が135/85mmHg以上

高血圧症が問題である理由は?

高血圧症は、サイレントキラーと言って、自覚症状の少ない疾患です。高血圧の治療は決して自覚症状をとるための治療ではなく、今後起こり得る脳、心血管障害を予防するための予防医療であることにご注意ください。最近では、認知症との関連も注目されています。

高血圧はどのような原因?

9割以上の方は、本態性高血圧症という遺伝的な高血圧です。遺伝に加えて、肥満、過食、高塩分摂取、運動不足などの生活習慣の悪化により発症します。
また二次性高血圧症と言って、何らかの病気(例えば副腎腫瘍、腎血管の異常による高血圧など)によって高血圧になる場合があります。この場合は根治が望めるので、特に若年性の高血圧の方は、ぜひ医師にご相談ください。

上手に血圧を下げます。高血圧専門医にお任せください。

血圧の薬を飲んでも下がりにくい方、必ず下がります。またこれまで血圧の薬が合わずに困った方、ご安心ください。薬の使い方などの専門的な知識をもった日本高血圧学会認定の専門医ですので、ご心配な方は、ご相談ください。

家庭血圧測定の勧め

家庭血圧が重要な理由

(1)血圧は早朝に上がることが多いです。
午前9時以降に病院で測定した血圧が正常でも、家では高い方もおられます。
ですから、起床直後の血圧測定をお勧めします。院長も毎日測定します。特に高血圧治療中の方は、毎日の測定をお願いします。

高血圧症

(2)季節によって血圧は変わります。
日本には四季があり、気温が随分と変わります。暑いときは血圧が下がり、寒くなると上がります。若くて血管が柔らかい方は、その変動は少ないですが、年齢と共にその変動は大きくなります。
夏の血圧、冬の血圧をこまめに測定して一年を通してちょうど良い血圧に合わせる必要があります。

特に京都は夏が暑く、冬は底冷えするいう過酷な気候です。
季節に応じたこまめな薬の調節が必要です。
そのためには、かならず血圧手帳を主治医に見せて相談してください。

(3)シックデイルール
人は一年を通して常に体調がよいわけではありません。
時に風邪をひいて発熱する、嘔吐下痢などで脱水のときもあります。
脱水で血圧が低いのに(目安は上の血圧が100mmHg以下など)降圧薬を服用するとさらに血圧が下がり、体調が悪化することもあります。
そのような場合、血圧を測定してその日の投薬を決定する場合があります。

血圧を下げるための生活習慣の改善ポイント

こんなことに注意しましょう!

高血圧症予防

血圧関連お勧めグッズ

血圧計
お勧め血圧計:テルモ 電子血圧計 ホワイト (型番:ES-W500ZZ)
お勧めポイント:置時計として使用可能、ハードタイプなので巻きやすいです。AC電源付

お勧め血圧計:オムロン
お勧めポイント:安価

減塩モニター
減塩モニター 公式HPはこちら

血圧が高いと、尿に蛋白が出ることがあります。
最近、高血圧から腎不全から透析になる方が増加しています。
ぜひ家庭でもチェックしましょう。

テルモ:検尿試験紙
お勧めポイント:安価30枚(税込997円)、使用後、トイレに流せる


糖尿病とは?

糖尿病とは、体内にあるインシュリンという血糖を下げるホルモンの働きが悪くなることにより血中の血糖値が上昇する病気です。

初期はほとんど症状がありませんが、放置しておくと動脈硬化で脳卒中や心筋梗塞、失明や腎不全になる怖い病気です。自覚症状がなくても早期より適切な治療が必要です。

当院では、患者さんと一緒に目標を設定して、積極的に食事療法・運動療法の見直しを行っております。健診で血糖異常を指摘された方、まずはお電話でも結構ですのでどうぞお気軽にご相談ください。

糖尿病のメカニズム

糖尿病危険度チェック

  • 食べ過ぎることが多い
  • 身体をあまり動かさない
  • 肥満がある
  • 家族に糖尿病の人がいる
  • ストレスが多い
  • お酒をよく飲む

…このような人の中で、インスリンが少ない、またはインスリンが効かない人は血糖値が上がったまま下がりにくく、糖尿病を発症しやすいので注意が必要です。
やせている人でも発症するので、油断大敵です。

糖尿病の主な合併症

トピックス

最近、食後の高血糖も大変問題と言われています。食後高血糖が、血管の内側に細かい穴をあけて動脈硬化を進めると言われているからです。
空腹時血糖が正常でも食後血糖が高いと指摘された方も、かくれ糖尿病を早期発見し、万全の予防対策を実施していきましょう。当院で皆さんの血糖管理をお手伝いします。

糖尿病連携パス
日本バプテスト病院糖尿病専門医(米田紘子先生)と連携して、より確実で丁寧な診療を行っています。ご希望の方はお気軽にご相談ください。